剣道八段は超難関!- 静岡県警の警部補さん7年ぶりの快挙

剣道八段がどれほど難しいのか再認識

この記事は先月のニュースですが、ヤフーニュースの方では削除されてしまったので元記事の静岡新聞のネット記事の方から引用でご紹介。


超難関の剣道八段に合格 静岡県警の吉留警部補

静岡県警教養課術科指導係長の吉留秀俊警部補(46)がこのほど、剣道最高段位八段の審査に合格した。例年、合格率1%前後の超難関で、今回は県内唯一の合格者だった。吉留警部補は「ここからが大変な修行の始まり。引き続き稽古に努める」と気を引き締める。
八段審査は「七段取得後、10年以上の修行を積んだ46歳以上」が対象。吉留警部補は2016年2月、5月に続いて3度目の挑戦となった11月の審査で合格した。日本武道館での審査には1959人が挑戦し、合格者13人(0・66%)という狭き門。県警現役職員としても09年以来7年ぶりの快挙だった。

静岡新聞SBS (2017/2/7 07:58配信)

 

毎日稽古している高校生の諸君は、取得できるのが三段までなので四段以上の段位はあまり興味なく、知らない人も多いと思いますが、なんとなく上にいくほど相当難しいのだろうなとは想像していると思います。

かくいう私もそうは思っていたものの、この記事を読んでから少し調べただけでも本当に最高位に辿り着くのは至難の技だと再認識しました。

この最高位の八段の審査には1959人もの人が挑戦し、合格者13人(0・66%)とありますが、つまりは1%以下ってことですから100人受けて1人受かるか受からないかってことですよ。

どんだけ難しいんだと・・(汗;)

最短で八段を取得できるのは46才からなので、この方は最短で受かったんですね。本当にすごい!

八段取得の条件として、七段を持ってから10年また稽古続けていないとダメという規定があるため、その前の7段は36歳までにすでに取得していたというのですから、その時点でもうすごいと思います。

 

ただ現在の剣道の最高段位は8段?

「あれ?昔は10段まであったはず・・」

と思ったので現行制度を確認したところ、9段と10段は、2000年(平成12年)に廃止されてました。。
2000年の頃は自分が何やっていたと言えば、ITバブルまっさかりで、有名ベンチャー企業で毎日16時間ぐらい働いていて修羅場続きで死にそうでしたから、知るよしもありません(笑)。

 

剣道段位の合格率について

剣道の昇段試験は、段位が高くなるほど合格率は下がることはたいてい誰もが知ってますが、wikipediaの以下のような情報が!

初段は約80 – 90%、
弐段は約60 – 70%、
参段は約40 – 50%、
四段は約30 – 45%、
五段は約20 – 30%、
六段は約10%、
七段は約8 – 10%、
八段は1%未満

引用元:wikipedia

 

五段、六段の試験、何度も落ちる人が多いとよく聞きますが、とりわけ六段試験は一番の「鬼門」と言われるぐらい、五段まで順調に一発で合格してきた人や大きな大会で優秀な成績を収めてきた人でも、10回受けても不合格をくらうなんてことが多々あるそうです。

それもこの数字を見ると納得ですね・・(汗;)

審査に受かる系の指南書を何冊か読んだところ、著者自身やはりそういった何度も落ちた苦労の経験があり、それを人のために活かせればと考え、ノウハウをまとめたとあり、またある1冊の著者の方は、五段に七回も落ちた時は、人間まで卑屈になり、もう剣道をやめてしまいたい!とまで真剣に悩んだそうです。

 

さきほど「鬼門」と言われる六段については、現在の段位制度では、合格できる最年少は、28歳で、その年齢で合格できる者はごくわずか。

一般の受験者からは、40歳になる前に合格できれば相当な存在と言われているそうです。

剣道各段位の最短での取得年齢は?

そこでちょっと初段から最短での取得を考えた場合どうなるのか気になったので調べてみました。

旧段位取得条件
出典:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/00/47e5c5888ec6f8a3baf159da56a7f5bc.png

上の表のように長く、年齢制限については初段の受審資格が中学2年以上となっていましたが、これは2011年の改訂によって満13歳以上となった(中学1年から取得可能に)ため、上の表から1年前倒しとして1歳ずつ差し引いてみると以下のようになりました。

中学1年で初段(13歳)
中学2年で二段(14歳)
高校1年で三段(16歳)
大学1年で四段(19歳)
社会人で五段 (23歳)
社会人で六段 (28歳)
社会人で七段 (34歳)
社会人で八段 は、七段取得後10年ですが補足で46歳以上との規定あり

元全日本選手権優勝者で、世界戦でもキャプテンを務めていた有名な内村 良一選手は、今36歳で、錬士七段のようです。

段位とは別に存在する「称号」として、範士、教士、錬士がありますがその話はまたいつか。

 

そういえば、私の高校時代の顧問の先生は確か27歳ぐらいで五段でしたが確かに六段は難しい・・と時々つぶやいてました(笑)

もしあなたの周囲に五段以上の人がいたら、「すごい!!」とぜひ賞賛してあげてください!

スポンサーリンク