いじめに勝つ4つの方法

いじめに勝つ

前回の記事から、少し落ち着いて少しは頭が整理できたので、また数日かけて全魂を込めて書いてみました。

(いじめられている人だけじゃなく、いじめている側の人、いずれかの親御さん、またこの問題に関心のある人もいると思うので関係者も含めて全ての人に向けて)

まずは、まさにいじめにあっている子に向けて、いじめっ子を相手にこれはやると逆効果なのでやってはいかーんという事を書きます。

いじめっ子を相手にやってはいけないこと

<その1>

背を向けて走って逃げるな!

逃げると奴らは追ってくる。

前の記事で書いた通り、やつらにとっては遊びなのだ!

逃げるとさらに調子に乗って、ものすごく楽しげな笑顔で思いっきり走って追ってくる。

仲間たちに声をかけ、数人がかりで連携して追い込んでくる。

ぶっちゃけこいつらの脳は、動物並だ。

熊から背を向けて逃げると余計興奮して走って追ってくるのとほとんど同じ。

いやこれは熊に失礼だろう。

虎にしても虎に失礼だ。

犬は人間の友達、やさしい奴が多いから除外しよう。

となると奴らは動物以下かもしれない。

それはともかく、とにかく逃げると馬鹿みたいに全力で追ってくる。

それも執念深く。

人間はおそらく地上で最も残忍な生き物である。

ただの遊びや気まぐれで何万という生き物を殺すことだってある。同じ人間でさえ。

さらに男の場合は狩猟本能が備わっている。

だから逃げると夢中になって追ってくるのだ。

これは自分も小学生の時二回ほどある。苦い思い出だ。

いじめに夢中になっている奴は、まさにいじめられている奴が必死に逃げるのを待っている。

待ってました!とばかりにすごい笑顔で、それも悪魔的な笑顔で「逃げてんじゃねーよ!」と叫びながら追っかけてくる。

(いや逃げるでしょ、普通・・と心の中でつっこみの反論を入れながらも、やはり逃げる)

一人ならいいが、数人で追ってこられるともう本当に恐怖。

当然回り道をされたりするので、結局捕まる。

だからよほどのことがない限り、絶対背を向けて走って逃げてはいけない。

ただしどうしても走って逃げねばならない時もあるだろう。

本当にやばい!マジ殺される!と思うような時だ。

その時はもう迷ってはいけない。

ノロノロ走り出すよりも瞬速でダッシュだ!

しかしいじめっ子どもと目があった瞬間とかじゃなくて、走り出す前に連中が別の方向を見たり、連中の目の前を車が通った瞬間だったりと、とにかく自分から目をそらした、注意をそらした瞬間に全力ダッシュしないとダメ。

でないとすぐ追いつかれる。

自分なら、「あっ!!」とか言って連中の斜め後方を指さし、連中が後ろを振り返った瞬間に全力ダッシュする(笑)

あと逃げると決めた瞬間、絶対回り込まれて追い込まれないよう道を選ぶべし!

できるだけ人通りに多いところや街中であれば交番目指して走れ!

おまわりさんに助けを求めるのだ!

人目があるところでは連中も派手に暴力をふるえない。

もし人通りのないところに行ってしまったら、民家の塀の中(内側)に入ってしまえ!

不法侵入で警察を呼ばれたら、申し訳なさそうにいじめっ子に追われてて・・と言えばいい(同情してくれるだろう)。
逆に警察が来てくれて助かるというものだ。
林や繁みがあればそこにつっこんで自然と同化しろ!

いやマジだ!(笑)

捕まってボコボコにされるより、蚊にさされるか、草木のひっかき傷の方がまだましだろう。

<その2>

君が中学生以上で、いじめ首謀者が自分より明らかに(喧嘩が)強い場合は、一か八かの勝負に出てはいけない
(小学生の内はむしろバンバン立ち向かってほしいのだが・・)

1対1でも勝つ確率が低いのに、死ぬ気で挑んでも、最後勝負がなかなかつかず決着がもつれこんだ場合、他の連中が後から加勢してきてボコボコにされる可能性がある。

また例え1対1で勝っても、傷が癒えた数日後、他のいじめ仲間の助けを借りて報復に来る可能性が高い。

以下のいじめを主題にした漫画「少年よ」を数年前に読んだのだが、これほどやばいケースはそうめったにないだろう。

だが、この漫画のように返り討ちに合い、最悪の結果を招く可能性はある。

★「少年よ

もちろん見事喧嘩に勝って、立場が逆転する場合もある。

(いじめっ子の首謀者が逆にいじめられる立場になるのだ)

その辺は運しだいではあるのだが・・。

<その3>

されるがままになってもいけない!

完全に無抵抗だと、連中も関心をなくすだろうと思うが甘い。

「つまんねーなこら!なんとか言えよ!」と、余計殴ってきて、サンドバック状態になる可能性もある。

されるがままだと本当に死ぬぞ・・と思うぐらい蹴ったり殴ったりしてきて、連中の日頃のストレスのはけ口になってしまうからこれもダメだ。

できるだけなんとかして抵抗しなければいけない。

ではいよいよ、いじめに勝つ方法を教えよう!

いじめに勝つ4つの方法

(※勝つというか正確にいえば、解決方法です)
私らのような昭和世代、硬派銀次郎(or 山崎銀次郎)を読んだ本宮ひろし世代であれば、

硬派銀次郎

やったるぜこらーー! どっちが死んでも恨みっこなしじゃーーー!!

と啖呵をきって喧嘩を挑むところですが、平成の今、それができれば世話ないでしょう、きっと。

今は本当に陰湿なケースが多いようですから・・。

ネットがあるせいで、LINEや掲示板への書き込みなど、より精神的ダメージが深くなるようになってきているように思います。

そこで、いくつか方法を考えました。

まずはさきほど絶対やってはいけないパターンを書きましたが、どうするのがいいかと言うと、

(1)いじめる連中の興を削ぐ。スルーする。

私が小学生4年生で、いじめの順番が回ってきた時、これで回避に成功しました。

そのいじめですが、私の世代は小学生の頃、昼休み時間によく校庭に出てドッジボールをしました。

それもコートの中でやる奴じゃなくて、みんなバラバラに逃げて、ボールの当てっこをするわけです。

その時、みんなが一人に向かって集中攻撃をすることがあります。

それがクラスで一番怖い奴、こいつ将来は絶対不良になるだろうって奴がたいていはいたと思いますが、そいつが周囲を扇動して、誰かを的にし始めるわけです。

私がそれに加担しないもんだから、そいつがムカついたようで、私を的にし始めたわけです。

最初は何度かボールを受けてましたが、もうやってらんねーと、相手にしないで教室に帰り始めました。

するとケツや背中に向けて追っかけてきて、ボールをぶつけてくるわけです。

それを何度かサッとかわして歩いてましたが、しつこく近くまで寄ってきては思いっきり投げつけるわけですよ。

それでも負けじと「マジ、馬鹿じゃねぇ?」と冷めた目で見返し、スタスタと教室に戻りました。

すると向こうも「ちっ、つまんねーな!こいつ的にしても・・」と思ったようで、1週間ぐらいでいじめ期間は終わりました。

その頃は授業中も、冷めた目で冷静にできるだけいじめの首謀者とは目を合わせないようにしてました。
その間はむちろんものすごく学校に行くのも帰りも憂鬱でしたが、脳内ではいじめ首謀者に対する怒りがぐつぐつ沸騰し、

毎日「あいつら、明日全員ぶっ殺してやる!」

とか想いながら、毎日腕立て伏せをしてましたね(笑)。

(今日は100回やる!とかいいながらw 実際何度も100回やりきりましたけど)

ぶちゃけ、そのぐらいの気合いがなければいじめには勝てません。

いじめる連中の脳はもうサルと変わりません。

反抗すればするほど楽しいのですから。

普通に反応すれば、奴らの思うつぼです。

だから彼らの期待に反する行動、言動をしないといけないのです。

私の先の例ですが、実はこの学校に転校する前の学校で小学三年生の時も、似たような流れで、いじめっ子の扇動によるドッジボールでの集中攻撃をくらいましたが、その時は傑作でした。

逆にいい思い出といってもいいほど。

なぜから、その恐怖のドッジボールいじめがあった翌日、校舎裏に、クラスの友達がかわるがわる何人も謝りに来てくれたんです。

ごめんな!あいつが怖くてついやっちまった・・・」と。

ドッジボールの的になっていた時も私はそのいじめっ子が怖くてみんな仕方なくやっていたのがわかっていましたから、いじめっ子首謀者一人に対してだけ思いっきり睨みつけて、悪口言い続けてました。

俺に文句があるならお前が来いやー!情けねー奴!と。

心の中でもずっと「お前なんかに絶対負けないぞ!!」と考えていました。

その結果、翌日には逆にそのいじめっ子首謀者がクラスのほぼ全員からシカトされて相手にされなくなったのを見て、本当に気分がよかった。

まぁ彼もそうして子供時代に早くもいじめをすると自分にもよくないことが返ってくるという返報性の法則を学んだのはプラスになったでしょう(と思いたい)。

とにかくいじめをする連中の興を削ぐこと。どうすれば連中が自分をいじめるのがバカバカしくなってくるか、面白くなくなるか考えるんです。

例えばよく中学生ぐらいだと、いじめる連中がうしろからいきなりズバッとズボンを下ろしたりするいたずらがありますよね?

あれもびっくりしたり、あわてたり、顔を赤らめて激しく抵抗したりするともうまさに思うツボ。

一瞬そうなりそうになるのをぐっとこたえて、例え、パンツまでぬがされて下半身まるだしだったとしても、立ったまま平気な顔をして、

「馬鹿じゃね?お前ら」

と言って平然としているんです。

で、堂々とズボンを上にあげる。

女子が見ていてキャーキャー言っていたら、そのズボンを下げた奴に(フッと笑って)

「そんなにオレの下半身に興味がおありか?」

と言ってやるんです。

そうすれば意外な反応に「うぐぐ・・(ちくしょう!なんだこいつ?)」ってなりますよ。

これは無抵抗と違います。

とにかく相手の意表をついた反応をすることここがミソです。

常に堂々としている事、これが負けないコツ、一番大事なマインドです。

(2)親に話して、学校をしばらく休む

よく親に言わないでただ学校を休むというか行かなくなる人多いようですが、ちゃんと言ってください。

でないと自分が悪くもないのに親からも怒られ四面楚歌になりますし、休んでも何も状況は変わらず返って悪くなることもあります。

必ず親に話して、「自分はもうずっといじめられてて、何をしようがもうどうしようもない。だからもう学校には行かん!」

と宣言するんです。

これは逃げじゃありません。(よくテレビなんかでタレントや芸人が「逃げてええねん!」と言ってますが)

自己防衛策です。

恥ずかしくて親に言えないと言う人も多いかもしれませんが、前の記事で書いたように、いじめている側が最高に人間として恥ずかしい奴なのですからこっちが恥じる必要などありません。

いじめられたからといって、何も恥じることなどないのです。

ちゃんと理由を言えば、親は自分の子が学校に行かないのは、いじめっ子が悪い!それを見過ごす学校も悪い!と言うことでしばらくすれば、学校にかけあってくれるでしょう。

(というか親がそう動いてくれないぐらい薄情なのであればずっと休んでしまっていいでしょう)

ただ一度学校に行かなくなると、そろそろ行こうかと思ってもタイミングがつかめずどんどん行きづらくなり、不登校が続き、子供時代の貴重な時間を失う可能性があるので注意してください。

山田ルイ53世(髭男爵)の「ヒキコモリ漂流記」という本を買って読みましたが、

「(引きこもっていた)6年間はムダやった。でも、そのムダが許せないのが一番問題なのかなとも思う」

と言っています。

髭男爵・山田ルイ53世「引きこもりは完全に無駄」

読んだ人のレビュー記事

だから休むとしても2週間だけ休む!などがっちり決めてからにしましょう。

それ以上は危険です。(いじめよりある意味つらいかもしれない、人生を棒にふりかねない引きこもり生活が続きます)

だからこの方法はあまりお勧めはしません。

ただ一つアドバイスとして親御さんにこのことを伝えてください。

いじめ防止対策推進法が2013年に成立しているので、学校側がいじめに対策方法を設けず、かつ対応しない場合は、法律違反です。

学校はいじめ問題をさけようとするので、いろんな人にいじめ対策をしない学校は違法だと話を拡散して協力を得ましょう。

以下参考記事です。

いじめ防止対策推進法条文を読む:子どもでもわかるようにいじめ防止法を解説

いじめ防止対策推進法でいじめは防げるか

いじめ解決への道を妨害する、動かぬ学校と教育委員会の実態

(3) いじめ対策アプリを使って第三者に応援を頼む

さすがネットの発達した現在、こういうのも開発されています!さっそく利用しましょう。

アメリカ発の「STOP it」

まず、このアプリで注目すべき最大の良いところは「いじめを目の当たりにした目撃者」が匿名で管理者に報告できる点です。

いじめられている人は、そのこと自体を人になかなか言えないもの。

匿名で報告し、協力を得られるのはありがたいはずです。

詳しくは以下の記事をご参照ください。

《いじめ対策アプリ》教育者へ伝えたい!たかがアプリが学校や子どもの問題を解決する時代だよ?

いじめられた経験糧に米の相談アプリを日本展開「いじめの悩み減らしたい

SNSを使ったいじめ相談窓口 国や自治体が模索

他にもいくつかアプリがあるようです。

いじめ匿名通報アプリ 「Kids’ Sign(キッズサイン)」

いじめ等防止のスマートフォン用アプリ・情報サイトの公開

ぜひ活用してみてください。

(4)ブチキレる

これが最終手段です。

(すでに斉藤一人さんも動画で言っていましたね。本当に相手が悪い場合はキレていいだと)

この方法は、あの有名人 メンタリストのDaiGoがテレビでもよく話していたから知っている人も多いでしょう。

彼は小学1年生からなんと8年間いじめにあっていたそうです。

しかしある日、いじめっ子の母親を馬鹿にする言葉にブチっとキレて、生まれて初めてやり返しました。

それもなんとナタを投げたそうです(汗;)

それについては以下のウェブページに詳しく書いてあったのでご紹介。

メンタリストDaiGoが教える、自分が変わるためのたった1つの方法

実際テレビで本人が話している動画もありました。

——————————————

でもそこで、行動を起こしたことによって、

周りの見る目が変わったんですよ。

どう変わったかというと、

「あいつあぶねー」
「あいつ怒らせると何するかわかんねー」

——————————————

そう。

つまり周りがみんななめてたんですよね。あいつには何しても大丈夫だと。

だから人間なめれたら終わりなんですよ。

キレるきっかけがわからないという人にはでは一つ参考例を紹介しましょう。

ちなみにナタを投げるのはやばいのでやめた方がいいですよ(笑)

彼は当たらなかったので運がよかっただけです。もし当たってしまっていたら大変なことになって、メンタリストDaiGoも存在しなかったでしょう。

例えば、教室で自分の席に座ろうとしたら、いきなり椅子を後ろにひかれてドカッとしりもちをつく・・・。

なんていたずらをいじめっ子にされたとします。

その時周囲があなたのその様を見てゲラゲラ笑ってたとしましょう。

そしたらゆっくりおもむろに立ち上がると同時に、その椅子を両手で思いっきり振り上げ、椅子を引いた相手の真上から、または真横からでもいいのでぶちかましてやるんです。

周りが超ビビるぐらいにもう怒り狂って椅子を振り回して大声をあげて狂ったように暴れてもかまいません。

もちろん男の場合だけですよ(^_^ ;)

でも本当にそのぐらいしなきゃダメなんですよ。

相手が恐怖を感じるぐらいじゃないと。

大丈夫。

中学や高校の椅子を上からたたきつけられたぐらいなら、死ぬこたありません。

でも死ぬ気で立ち向かわないと勝てないんです。

相手は大勢だから。

まぁこの方法は過激すぎるので1週間ぐらいしたらこの記事から削除するかもしれませんけど(笑)

しかしそういえばそれに近い事高校三年生の時ありました。

クラスに一人、根暗なアニメ好きの本物のオタク君がいたのですが、これに近いことやったのを思い出しました。

誰かが彼を少しからかっただけでしたが、いきなり立ち上がってキレて暴れ始めたんです。

みんなびっくりしてビビりました。

その時は私の剣道部の部長をやってた友達が「おいおいどうした?!落ち着けよ!」と言っておとなしくさせたので落ち着きを取り戻しましたが、彼のいじめられた時代のトラウマを急に思い出させてしまったのかもしれません。

別にその時のクラスはいい連中が多かったので、別に彼をいじめたりしてませんでしたが、それでもやっぱり、「こいつはいじめたら何するかわかんねーな、こえーよマジで・・」とみんなささやきあってましたね。

あと、DaiGoが一番大事なこと言ってましたの気づきましたか?

それは・・、
しょせん自分が変わらなきゃ何も変わらないという点。

他校に転校したって、全然自分が今と変わらなきゃ、どうせそこでもまたいじめられます。

どこにだっていじめる奴はいますからね。

転校して簡単に解決するのは、本当に普通はいないひどい連中の多い学校だったり、たまたまいじめてくる奴に深い恨みや謎の因縁を買ってしまってこじれてしまった時ぐらいでしょう。

絶対これからは、いじめられない体質になりたい!と思うのでしたら、以下のいずれかを達成してください。

・めっちゃ体鍛えて体力つけて喧嘩してもたいていの奴には負けないぐらい強くなる!

・良い人柄の友達をたくさん(最低10人。できれば50人ぐらい)作る!

これぐらいのことはしないとダメです。

ただ、これできるぐらい自分が変われたらもう一生いじめとは無縁になれます。

また一応自分のどういうところを直せば人から嫌われないのだろう?
と思った人は以下のまとめ記事が参考になるかもしれません。

どうして嫌われる? なぜか嫌われる人の特徴
他にも人に相談しろとか考えたのですが、知人友人家族に相談していじめがすぐ終わるぐらいなら、きっと悩みも長期化もしないだろうと思ったので、それについては除外しました。

ただ人に話すと心がすっとして少しは軽くなりますし、仲の良い友人なら心痛めてなんとか力になろうとしてくれるはずなので、少しでもいいから心許せる人に相談してください。

最後に、いじめに加担してしまっている人がもしこの記事を読んで、やっぱ今のままじゃまずいよなーと思ってくれたとしたら、そっと「STOP it」を使うなり、いじめの現場を写真や動画に撮って
ネット(動画ならYoutube)にあげるなりSNSで拡散するなりして、いじめられている子を影ながら助けてあげましょう。

誰の心にも救う悪魔の心

ちなみに管理人も実は、28歳ぐらいのある印刷会社の会社員時代、私の職務のアシスタントとして会社に入社してきた歳下の若い女の子がいたのですが、この子に初めていじめっ子の心理というものをわからせてもらいました。

最初はすごく親切、かつ丁寧にしっかり自分の技術を教えていたのですが、これが憶えが悪い。

ちゃんとできてもいないのにだんだん口応えするようになる。

しまいには自分はできる!というので任せた大事な仕事で大変なミスをし、その仕事を私が深夜まで全部やり直すということになったこともありました。

その頃はもうさすがにだんだんイラッとくるようになり、これはいじめたくなるわー、なるほど、これがいじめる奴の動機か?!と思いました。(と同時にちょっとショックでしたね。自分がまさかいじめっ子の心理がわかる日がこようとは・・・と)

しかし、必死にそんな気持ちを抑え、とにかく自分はもう面倒見切れないので他の人の手伝いをさせてほしいと上司にお願いしたところ、元々その子はデザイナーになりたくて私がいた部署に入ってきたというので、27歳と31歳の快活で明るくやさしい女性デザイナーが二人がその子を受け持つことになりました。

しかし1か月もしないうちに二人とも、もう嫌だ、面倒見切れない!!と二人ともさじを投げ、私にあとで謝ってきました。実は、二人とも私がきびしすぎるのでは?と思っていたそうです。

しかし全然私は悪くないと。あの子は生意気というか常識がないというか、はっきり言っておかしい!と言っており、結果その後、その部の課長が直接面倒を見ていたのですが、そのやさしかった課長でさえ、もうやってられないとさじを投げ、さすがにこの子を採用した部長がみんなに謝り、その子はクビになってしまいました(汗;)

今思えば発達障害だったのかもしれません。すでに26歳なのに中学生レベルの思考回路でしたから。

もしこの記事を読んでいる人で、自分も今めっちゃいじめてぇーーと思うような憎たらしい奴や性格がひねくれた奴が目の前にいたとしても、ぐっとこらえて、ついいじめたくなる自分の心と戦いましょう!

要は無視しない程度に、距離をおいて、相手にしなければいいだけです。

ひどいいじめをした奴の末路

最後にいじめの報復って奴もすさまじい例があるようですよ。

以下ご参照あれ・・。(ブーメラン、こえぇーーー! って思いますよ絶対!)

いじめられっ子の復讐が怖すぎる・・・【因果応報】

これを全部読んだらもう絶対いじめなんてできないはず!

それでもいじめをやめない、やめられない人は将来絶対不幸になることを覚悟しておきましょう!

追記:島田紳助流いじめ解決法

※これはこの記事を書いて数日経過した後、追加した部分です。

いじめに会っている子供を持つ親御さんには参考になるでしょう。

島田紳助流いじめ解決法の記事

「いじめは親が悪い」

彼の主張には同感です。

いじめる側にもいじめられる側にも、いずれも親の教育に問題があったということです。

またもし紳助がいじめっ子たちを家に呼んだ後、このいじめっ子たちを

「今度うちの娘いじめたら承知せんぞ!」

と恫喝じみたことしたらどうなったことでしょう。

いじめ側の恨みが激しさを増し、もっとひどいいじめが発生するか、彼らいじめた側の親御さんもでてきて、紳助自身も訴えられるなりもっとひどいことになったでしょう。

また最後にいじめがなくならないのであれば「引っ越そう!」と。

親が娘といっしょになってまさに一体となってオレが最後は必ず守ってやる!というこの決意!

これが本物の愛情でしょう。

これがあってこそ子供も親が信頼できるようになるものです。

こういう親がいれば子供も安心してすくすくと育つのだと思います。

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