さて、この風紀が究極までに乱れてきた今の日本で、礼節を学び、心身を練磨するという剣道を選んだ素晴らしい10代の女性たちの恋愛に、少しでも役に立てばと書いてみた。
女性の気持ちは女性になったことがないので本当のところよくわからないが、男のそれも剣道男子の気持ちや行動はよーくわかるので、
「男って何考えてるか、わからん！」
「男って、なんであーなの？」
と、今気になっている男の思考や行動がさっぱり理解できずに悩んでいる乙女たちにとって少しでも参考になれば幸いである。
とりあえず、ここでは、剣道男子を好きになった場合に限定して語ろう。
目次
課題1：告白したらどうなるの？
第一に、女性にとって、好きになった男ができた時心配な事は、告白したら（または自分が好きということが伝わってしまったら）、どういう反応をされるだろうか？ということだろう。
一番ショックなのは、手ひどくふられたり、ぎくしゃくして友達でさえなくなるか、最悪避けられるようになる（関係を切られる）ことだろう。
しかし他の記事でも書いたが、剣道を続けている男は、基本的に根が真面目だ。
かっこつけたい、女にモテたい、とにかく楽をしたい、気楽に遊びたいとかそういうことについては、優先順位が低い。（最重要事項は何かといえば男として「強くなりたい」、これだけ）
かっこつけたい～気楽に遊びたいといった自分勝手な欲望という価値観が最重要な連中は、「忍耐」「人を気持ちを思いやる」といった部分が希薄で人間性についてはまったく信用できないので、告白なんてしたらどう扱われるか全くわからない怖さはあるが、そういう意味においてはほとんどの剣道男子は信用できると思っていい。
もちろん、そういう風に見える（実際に楽してぇー、モテてぇーとかすぐ口にする）奴も中学や高校の部活で一人二人はいないではないが、それは本意ではなく単なるストレス発散だし、それでも剣道をやっていない奴に比べたら、全然根は真面目なので安心してほしい。
根が真面目というのは、人としての大事な部分はちゃんと考えるということ。
もっと具体的に説明すれば、たとえふざけているように見える事が多い奴でも先生や先輩後輩など、上下関係の礼儀はちゃんと守るし、真剣に相談すれば、困った顔をしたとしてもちゃんと真剣に考えてくれるということだ。
剣道は、指導している先生は皆剣道を長くやっているケースがほとんどなので、人間性という点において、礼儀を失するようなふざけた奴には恐ろしくきびしい。
先輩もそうだ。 こいつ人生なめてんなーという奴には稽古で容赦しない。
そんな剣道を続けていられるとしたら、まず大丈夫。
ただ女と遊びたいだけのチャラ男なら、剣道なんて続かない。
なので、あなたが気になっている男子が、もし人として信用できなさそうな軽いところがあって、もし告白なんかしたら、人に言いふらしたりちゃかされたりしそうな可能性を感じたら、剣道が好きか、剣道を続けたいか聞いてみるといい。
それと「稽古ってきびしくない？」と付け加えて。
それでも剣道を続けたい（中学高校までなら卒業までとか）と答えるなら大丈夫。
立派に信頼できる日本男児だ！
思い切って気持ちを伝えてみよう。ただし、告白する時は真剣に伝えないとダメだ。
そんなの無理って場合は、友達にそれとなく伝えてもらうか、古風だが真剣な手紙を書いて本人に手渡すかLINEで伝えるかどっちかが良いと思う。
メールは宛先を間違ってしまったり、彼の知人がたまたま見てふざけて転送してしまったりなんてケースが考えられなくもないから避けた方がいいだろう。
一番傷つきたくないなら、友達に自分のことをどう思っているか、好きなタイプか嫌いなタイプか聞いてもらうのがいい。ただしこれだと本当のところの気持ちはっきりしない可能性があるのでお勧めの方法ではない。
先述の通り根が真面目なので、「あの子あなたのことが好きなんだって。あなたはあの子のことどう思う？」と聞いてもらえば、はっきりした答えが返ってくるはずだが、「あなたはあの子のことどう思う？」だけだと彼にとって君に対する情報量が少ない場合答えようがないので、実はいいなと思っていても、自分の本当の気持ちを第三者に知られるのは恥ずかしいので「別にどうとかないけど・・（関心はないよ的な）」というような答えが返ってくる可能性がある。
だから、繰り返すが友達に聞いてもらうにしてもはっきり好きだということは伝えた方がいい。
女性もそうだが、男も自分を好きだといわれたら悪い気はしないし、ありがたいと思うものだからだ。自分を好きと言ってくれた子を後々意識するようになって結局好きになるということは男でもよくある話だ。
→ 勇気を出して好きと言われた。男ならその気持ちに応えたい！
これは心理学では、何かされたら返したいと思う「返報性の法則」という。
課題2：男の行動が時々意味不明なのはなんで？
第二に、これは女性側は「わけがわからない！（あたしの事好きなの嫌いなの？いったいどっち？）」と男性に対して不信を抱いてしまう行動特性の問題だ。日本人男性に多い特徴だが、本気で好きになったり異性として強く意識してしまった女性に対しては、逆にそっけなくしたり、目を合わせなかったり、無関心を装う行動パターンをしてしまう男は多い。
かわいかったり美人だったりして男によくモテる女の子はよく知っていることではあるが。
（彼女たちは異性としての自分に自信があるから冷静に男を普段から観察できている事、そして男女のことについて経験豊富なので・・）
これは男性心理として、好きな子が近くにいると妙に緊張してしまったり、どう行動したらいいかわからない、好きだという事を気取られたくない、とにかく自分がどこか挙動不審状態になっているのを隠したいといった自己防衛本能から起きる。
たいていはこのそっけなさから、私には関心がないのね・・ということで女の子の方から恋愛終了となってしまう残念なケースが多いのだが、本当はそのそっけない、無関心な態度こそ、好きの裏返しだったりする。
そう、意外と男もめんどくさいのだ！（笑）
特に剣道男子は不器用である。
男女の恋愛には多くの者が長けてはいない。
逆に、あなたが話しかけて、今まで会話したことがなかったにも関わらず平気な顔で流暢に笑顔で会話できるのであれば、むしろそちらの方が異性としてのあなたに対する関心は低いと見ていいだろう。（全然ドキドキしていないから平気で笑顔で会話できるのだ）
男性側があなたに好意があるのに自分の方から積極的に話ができている時は、顔は紅潮してどこか妙にうれしそうだったり、若干緊張しているから話がどこか不自然だったりするので、気持ちはバレバレなはずだ。
だからそっけない態度だったとしても、脈はないんだと思わず、まずはもっと自分から話しかけるなりできるだけ接点を増やして相手の様子を見よう。
もし脈があれば話をした時、妙に落ち着きがなかったり、なかなか目を合わせなかったりと、態度に変なところが出てくるし、だんだん会話に慣れてくると、逆に饒舌になるはず。
もともとあなたに好意があるんだから、いったん緊張が取れてあなたと話をできたらうれしくてしょうがない。話は止まらなくなる（笑）。
そうなったら、もう今度どこかいっしょに遊びに行く約束をしてしまえばいい。
「今度○○○へ行くの付き合ってよ。」とか「おなか減ったからあのお店にいっしょに何か食べに行こう。」とかさらっと言えばいい。
あなたに好意があればどうしてもはずせない用事でもない限り、まず断らない。
課題3：すぐふられないための処方箋はない？
第三に、告白してすぐふられたくないなら、まずは好きな彼と接点を増やして、まずは彼のことをよく知ろう。
１０代の恋愛の多くで、告白してあっさりフラれるケースで一番多い原因は、付き合うかどうか以前に、告白する側のことをよく知らないケース。あっさりフラれるのは、親密な関係性ができていないためだ。
極端なわかりやすい例だと、小学校や中学校時代、男が校舎裏に人気のあるかわいい子にラブレター渡して、いやあんた誰？と思われるケースだ（笑）。
心理学ではこの二人の「親密な関係」「信頼関係」のことをラポールというが、このラポールが形成される前にいくら好きだと伝えても、無駄だ。
唯一それをあっさり乗り越えるケースがあるとしたら、あなたが男子に圧倒的に人気がある美人だったりかわいかったりする場合か、偶然彼の方が実は以前からあなたのことをいいなと思っていたか、ただのH目的の対象とされてしまったか、最悪は何かに利用しようと思われてしまった場合だろう。
だからまずラポールを形成するためにしっかり気軽に話せる友人関係をつくろう。
そうすれば、好きな彼にはすでにすごく好きな女性がいたり、自分は好みの女性ではないとわかったりと、付き合えるか可能性が高いか低いかその可能性についてもわかってくる。（ぶっちゃけ「今好きな子いる？」と早々に聞いてしまってもいいし）
告白はそれからだ。
課題4：二人の関係はどうしたら進ませられるの？
第四に、ラポールが形成できたと思ったら、もう一歩二人の関係を進め、深めるために自分の悩みを打ち明けてみよう。
それも「あなただけに話すのだけど・・。他の人には絶対言わないでね！」
という言葉を添えて。
これは、
「自己開示」→自分の本当の心を明かし、二人だけの秘密を共有することで気持ちは高揚し、さらに信頼関係が明確になる。（男はおれって信用されてるんだー！と思う）
という心理学に基づいた恋愛テクニックだ。
例えば、「小さい頃両親が離婚して・・」「父親がなくなって・・」「一度事故にあって背中に大きな傷跡があるの・・・」等の重い話から、家族の関係がうまくいっていない話や女友達との仲がうまくいっていない話など、とにかく今本当に悩んでいることを彼に打ち明け、「どうしたらいいと思う？」と相談をもちかけるのだ。
もちろん剣道の話や部活の悩みの話でも良い。（どうしても今度の大会にはレギュラーで出たいとか、最後の大会だから優勝したいなど。ただその場合自分の一方的な夢や希望の話ではなく、彼の立場からいいアドバイスや解決策をくれそうな話でないとただこちらが話して終わりになってしまう。彼が真剣に考えれば解決策や改善策をくれそうな話でないとダメだ）
まぁ本当に何も良いのが思いつかなければ、「男の子が何考えているのかわからないのよねー。」とか素直に相手のこと含めた男性に対する理解の及ばない部分についての相談をしてしまえばいい。
よくある話として「好きな男の子がいて、どうしたらいいかわからないの」と聞く手もあるが、まぁそれはあるある系ですぐに意図がバレてしまう可能性が高いので避けた方がいいだろう。
この悩み相談にどう応じてくれるかどうかで彼の人間性がわかり、あなたの恋が冷めるか、逆により燃え上がるか決まるだろうし、後者ならもうあとは告白するしかなくなるだろう。
課題5：男はみんなスケベって聞くけど本当にそうなの？（彼もそうなの？）
イエス！
そう。
断言します。
第五として、男はみんなスケベである（笑）
知ってはいるとは思うが、なぜわざわざなぜこのことを書いたかというと、別にだから色仕掛けでいこうと言っているのではなく、美人やかわいい子、胸が大きいとか足が細いなど性的魅力の大きい子に弱いのが普通なので、あまりそういうことで動揺してほしくないからだ。
例えば男友達が集まって女性タレントの本やエロ本見て、篠崎愛（胸の大きいタレント）が好きだと聞こえてきたら、「やっぱり胸の大きい子が好きなのかー。あたしじゃダメかー。」と思ったり、下ネタの話題で盛り上がっているのが聞こえてきて「うっわ最低！」と幻滅することもあるかもしれないが、それはもうしょうがないと思ってほしい。
その点についてはあなたの憧れのタレント、例えば福山雅治だろうがジャニーズの嵐だろうが、健全な男子に一人残らず例外はない。あるとするならオカマか性同一性障害か、ゲイの方たちだけだ。（草食系男子はまず剣道なんかやってないから除外する）
そこは「男なんてそんなもん」と理解して、変に過大に反応してないようにしてほしい。
でないと彼の本当の良さを知らずに誤解して終わるかもしれない。
ただその点を踏まえていうと、デートの時は当然、服に気合いを入れると思うが、うなじ、肩を少し出すとか、普段よりもうちょいミニスカートにするなど、ちょっと男が相手がドキドキするぐらいの露出がいい。露出がすごすぎるといかに真面目な剣道男子といえど、急に理性がぶっとんで押し倒されるかもしれませんぜ（笑）
化粧はナチュラルメイクにして濃すぎないよう注意。（化粧が濃すぎると不自然で男は逆に冷めてしまったりするので）
どうだろう、参考になっただろうか？
機会があればまたさらに詳細な成功率の高い恋愛テクニックを紹介したい。
健闘を祈る！
もしうまくいったらお問い合わせフォームから報告してほしい。祝福の花束を贈ろう（^_^)/
