どもっ! 【エンタメ剣道】管理人ジノです。
今夜いよいよ全世界が注目するアメリカの大統領が決まりますね。
前回のオバマ大統領の時は、初の黒人大統領ということで、ついにアメリカは人種の壁を越えたかー!という感慨深い点もあり、ドキドキワクワクもので、彼の就任演説は感動的なものでした。
今回の私はその時と全く逆の感情でして、ドキドキヒヤヒヤ。。もしトランプがアメリカ大統領になったら日本も大変な状況下に陥る可能性があるだけに不安がふくらんで仕事に集中できません・・。
まさかあんな人間が最終候補に残るなんてまさかないと思ってました。いや皆そうでしたよね。
それがなんと最終選まで残るとは・・。
あんな人を大統領にしようってんだから、アメリカ社会も相当病んでるな・・と。
多分にもれず私も、人種差別主義的発言や女性蔑視の発言から始まってイスラム教徒の締め出しやら、まぁとにかく暴言の数々で、あんな品性のない人間が大統領になったら、アメリカももうおしまいだな・・と思ってました。
アメリカ大統領が良く口にする「偉大なアメリカ」というキーワードですが、トランプ自身も「偉大なアメリカを取り戻すために戦う」なんつーてますね。
いや品位のかけらもないお前が偉大とか言うなよと。
最初は、よく調べもしなかったので、おそらくアメリカの中所得者の一部と低所得者層が、いい加減一部のエリート層だけが牛耳るアメリカの構造に我慢ができなくなって、その中の一人であるヒラリーがなるぐらいならまた何も変わらないからトランプの方がまだまし・・とやけくそになってんだろうなーと思ってました。
そして普通候補者は支持者である金持ち層の意見に合わせ自分の意見を曲げなきゃならないところを彼自身が金はすごい持ってて曲げる必要もないがゆえに、アメリカ国民一部のストレートな代弁者なのだろうと・・。
しかし、やけくそ、一部の代弁者どころか、まさにトランプ当選が現実味を帯びてきた今、あせっていろいろ調べていく内に、トランプのいい分には、自分がアメリカ人だったとしたら納得のいく部分が多々あり、なぜ支持されたかもわかってきました。
彼の暴言も、その局所的な部分だけがクローズアップされるため、ひどいイメージでしたが、その暴言に至る前後の部分を聞くと全部ではもちろんありませんが意外と理解できるものだったのです。
例えば「メキシコ人は麻薬や犯罪を持ち込む」という発言は、メキシコとアメリカの国境は実際本当に簡単に通れるだけに日常的に麻薬が持ち込まれてますし、不法入国も絶えません。だから万里の長城みたいな壁を築いて、正当な手続きを踏んで入国したメキシコ人の安全や雇用は守ろう、不法入国者や犯罪者は追い出そう!という話でした。
そのため正当な手続きを踏んですでに入国し住んでいるメキシコ人たちは不法入国者にこれ以上雇用を奪われ、犯罪率も高まるのが絶対嫌なため、トランプを圧倒的に支持しているそうです。
他にもビジネスマンならではの意見もよくわかる話が多々。
日本からアメリカ軍が撤退して、自主防衛させれば、何千億円も軍事費が浮く。
世界の警察を本当に辞めれば、増大し続ける軍事費を削減でき、国内の雇用を増やすとかもっとアメリカ国民にとって切実な事に使える。自分なら経営者だったから雇用を増やすならお手のもの。そして最も危険なISISをすぐぶっ潰そうとか。
あとアメリカの大問題となっているオバマケアの大失敗と言われる異常なばか高い医療費問題への解決とか、魅力的な言葉をバンバン打ち出しています。
ただ日本にとってはどうかと言うと・・。
本当に彼が大統領になって、この選挙時に言っていた日本に対する発言が万が一現実化した場合。
日米安保が解消になって沖縄始め、日本にある在留米軍が全面撤退したら、日本は自分自身で国を守らないといけないため、特に今なら北朝鮮、中国の脅威に対抗するため軍事費は最低でも三倍は必要だと一部の識者から言われているので税金がさらに上がるかもしれません。自衛隊員も増員が必要でしょう。
さらにトランプが「日本も核を持てばいい」と言っていますが、実際持たないと抑止力も働きませんから、核武装論も活発になってきます。
もう戦後ずっとアメリカの属国、51番目の州なんて言われて、アメリカの言いなりになるのはやめようと「脱アメリカ」を気骨のある政治家、思想家、評論家は唱えてきましたが、日本みずからアメリカの庇護を抜け出す勇気と気運は訪れませんでした。
それが当のアメリカから「脱アメリカ」がなされようとしている。
これを前向きのとらえれば、日本は真の独立国になれるかも!
日本から米軍全面撤退したら、よっしゃー、もうアメリカの支配も受けずにいろいろやれるでー
・・なんて能天気に歓迎する人もいるでしょうが、実際、アジアの安定は怪しくなり、日本も戦争をしなければいけなくなる可能性は出てきます。
その緊張感から、ハッピー、ハロウィーンなんつって渋谷の交差点に繰り出し、ゴミをその辺に捨てまくるモラルの欠如した一部の平和ボケしたおバカで能天気な若者が減るだけならまだいいんですが、実際戦争が起きたらしゃれになりません。
政治や国際情勢に詳しい人によれば、アメリカの安保解消は有り得ない。
在日米軍の全面撤退も、アジアの安定は彼らの国益上においても不可欠だから議会で承認されるわけがない。
と言ってますが、現実に絶対有り得ないことなんてそれこそ「有り得ない」ので、非常に不安です。
もしトランプが大統領になって本当に米軍が全面撤退した場合、その危機感から国防の意識がぐっと高まって教育にも影響がでてくるでしょう。
例えば日本の義務教育で武道はすでに必修化されてますが、韓国みたいに若者に徴兵制を強いたりしないためには、もっと本格的に体力増強に力を入れる必要が出てくるかもですね。
今以上に引き込もりやニートなんて、やわな子供を増やしてる場合じゃなくなりますし。
最近の研究によると、うつ病の患者に対して処方する薬よりも、運動をさせた方がそういった薬の何倍も効果のある脳内物質(セロトニンやエンドルフィン等)が分泌されて病状が回復する効果があることがわかったそうです。
うつ病になってからじゃ遅いので、10代の頃からしっかり運動する事に慣れさせておくべきだと思いますね。
実際、精神的に弱い子の多くが運動嫌いですから。
これは今に限ったことじゃなくて昔から。
もちろん生まれつき体が弱くて、無理をしいたらあかん子もいますので全部が全部無理にやらせたらいかんのですけど、ある程度下地を作っておかないとダメだと思うわけです。
そもそも資本主義社会ってのは、弱肉強食の世界だってことをわかっていない人が多すぎるんです。
みなさん、食われたくないなら、負けたくないなら、死にたくないなら、剣道やりましょう。
あれ?(笑)
すみません。無理やりな流れでしたね。
とりあえずヒラリーが勝つことがアメリカにとっていいかどうかは知りませんが、とりあえず日本の安全保障の問題からは、彼女の方がいいと思います。
運動したくない人、剣道なんか絶対やりたくねぇって人はヒラリーが勝つことを祈っててください。
ではでは~!