皆さん、宮本武蔵は好きですかー?
こんばんは、管理人のジノです。
唐突ですが、剣道好きな人で武蔵が嫌いな人ってあまりいないのではないでしょうか?
少なくとも私は武蔵が嫌いな人って聞いたことありません。
この吉川 英治の小説で広く大衆に知られるようになった人物。
二刀流で生涯負けなし、無敗というのは嘘か誠がわかりませんが、本人の人生総仕上げの書である『五輪書』には29歳までに60余回の勝負を行い、すべてに勝利したと記述され、62歳まで生きたそうですから、最強と言われるのも不思議ではないお人です。
最近は、漫画「刀牙道」の中で超人として描かれていて、その件については以前の記事で少し触れましたが、私は映画や大河ドラマで描かれた苦悩する人間くさい武蔵が大好きです。
やはりどんなに強くても人として共感できる部分がないと好きにはなれないですよね。
最近の20代、30代の人は海老蔵が演じた2003年のNHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」のイメージが強いのかもしれませんが、私のようなアラフォー世代なら、同じくNHK大河ドラマで武蔵を演じた北大路欣也のイメージか役所広司のイメージかと思います。(役所広司の宮本武蔵は私は見ていないのでどうだったかわかりません)
そんな宮本武蔵ですが、アマゾンプライムでもっと昔の映画で、当時の名優、中村錦之助[萬屋錦之介]が演じる宮本武蔵が一連無料で閲覧できるので、40代以上の方はぜひご覧ください。
かなり古い映画ですので、セリフ回しも時代がかっているなど、レビューを見ると若い世代には海老蔵のイメージが強すぎてウケないようなので30代以前の方にはあまりお勧めはしません。
興味あったらどぞってぐらいで。
私はこの中村錦之助演じる武蔵は、北大路欣也と同じくかなりイメージに合っていて、好きですね。
最初の頃の暴れん坊時代から、別人のように粛々とした高潔な人物に変貌して、なおかつ野性味を失わないその様は、まさに宮本武蔵そのもの。
以下順番に並べてみました。
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▼宮本武蔵
武蔵がまだ「たけぞう」と言う呼び名で暴れまわる様がリアル過ぎて凄すぎます(笑)。
近年ではこんなリアルな暴れん坊のあばれっぷりは早々見れません。
そして沢庵和尚の慈悲の心を含んだ策略的な知恵と覚悟のすごいこと。沢庵和尚が出家するのにどれほどのことがあったのかうかがい知れます。
奈良の宝蔵院の槍に挑むシーンですが、井上雄彦の漫画「バカボンド」に出てくる2代目胤舜との戦いが出てこないのが残念です。それでも宝蔵院の描かれ方が、なかなか時代劇でも見れないものなので、その点が新鮮でした。
二刀流開眼って「えっ、どこで?」という感じなのですが、石舟斉に会いに柳生の里を訪れた際、柳生四天王との対峙の瞬間にとっさに二刀を構えた時のことを言っているようです。その後、吉岡清十郎との対決に至ります。
清十郎の弟の伝七郎さえも一瞬で倒してしまう武蔵ですが、その後、有名な一乗寺下がり松での決闘がまたリアル。
田畑でハーハー言いながら追いかけっこしてるシーンとか本当に真に迫ってます。現実はあんなもんでちっともかっこよくなかったりしますよね。
なんと小次郎役が高倉健なんですよー!超びっくり(汗;)
「え? 健さんてそんなにでかかったの?」と思って調べたらなんと身長180cmもあったんですね。
私かどっちかというともっと小柄な人で172cmぐらいかと思ってました・・。
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自分としては、やっぱり北大路欣也のこの武蔵が一番でした。
▼宮本武蔵_北大路欣也 巌流島対決
さて皆さんの宮本武蔵像は誰が一番理想に近いですか?