ども! 管理人のジノです。
愛知県の名古屋まで、「第26回全国高等学校剣道選抜大会」を見に新幹線で見に行って昨日帰ってきたわけですが、関東から出たのは数年ぶりでここ半年パターン化した生活をしていたせいで、そのリズムがすっかり狂ってしまい、どーも記事がまとまらず更新が遅れていてすみません。
「第26回全国高等学校剣道選抜大会」は表彰式から閉会の言葉まできっちり聞いて、最後の「観客席の方も礼」までしっかりやってきました。
ご周知のとおり、決勝でまたもや九州学院が勝利したわけですが、観客席の正面から見ておりました。
いやあの勝負強さはすごい。
詳しいことはまた明日から書きます。
言いたいことは一つです。
強くなりたい人は全国大会を無理しても見にいこう!
これです。
当たり前ですが、全国大会って弱そうな奴一人もいませんでした。
女子は弱そうというより「え?あれで全国大会出場選手?」という小さくてかわいい子がたくさんいましたけど(笑)
1回戦からすごい試合がバチバチ見れましたよ。
ずーと見てると、自分もすごく剣道がやりたくなり、この場の試合に出れないことが悔しくなってきました。
おっさんの私でも!!
九州学院が連覇しているのは、自分たちが日本一になることが当たり前と言ってもいいぐらいの状態に心身ともにしているからだと思うのですよ。
噂によると九州学院は初心者は入部できず、また入部の際、「日本一を目指すためにどんな努力もいといません。」という書類にサインさせられるそうじゃないですか。
私が思うに連覇が続いている要因は、以下の三点ではないかと思います。
・自分たちは日本一になるために日本一きびしい稽古量をこなしている自負がある。
・日本最高レベルの選手が同じ部内にぞろぞろいる環境で毎日しのぎをけずる試合稽古をしている。
・何度も日本一へ導いている優れた監督と強固な信頼関係で結ばれている。
特にこの二点目の日本トップレベルの選手が全国から集まった環境の中で毎日しのぎを削っているというのは大きいでしょう。
今回の選抜メンバーも残らず全員、全日本個人戦1位の星子選手、2位の梶谷選手と毎日地稽古などで緊張感のある試合稽古をしてきているわけですから、そりゃ強くなりますわな。
岩切選手が星子選手の座を受けついだわけですが、すでに大将の貫録十分で、準決勝ではあっとうまに二本奪って勝った時はみていて「おぉーー!」とうなってしまいました。
日本一になることが超リアルにイメージできているといないのでは大きな差があります。
だから電車で2~3時間もかければ行ける範囲の人は、ぜひ無理しても全国レベルの大会を見に行きましょう!
強い選手たちの試合ぶりをみていたら、どういう剣道をすべきか、スーパーボーン人の私でさえ見えてきましたから。
もっと破天荒なあんなのあり?と思うタイプや荒々しいタイプなどもいるのかと思ったのですが、皆すばらしく正しい剣道をしていました。
もちろんタイプは大別すると何種類かに分かれるのですが、邪道的な剣道をする人はほとんどいなくて、いや、本当にすばらしかったですよ。
どういう剣道が本当に強いのかまざまざと教えていただきました。
荒々しくみえるタイプの選手でさえ、負けたというのに試合終了後の蹲踞から礼をするまでの見事なすばらしい所作。
さすが全国レベルの選手はきびしいけど、すばらしい指導者に教わっているのだなと感じました。
中学生、高校生のお父さんお母さんでお子さんが県大会上位を目指していて全国大会を生で見たことがない場合は、ぜひ無理しても電車賃と食費を与えて見に行かせてあげてください。
できればビデオカメラももたせて、撮影した映像を自宅でも何度も何度も見るとなおよい。
そうするとミラーニューロンが働いて、その強い剣道スタイルを脳が真似しようとして自分の剣道が変わっていきます。
そうすると絶対今より強くなりますよ。
それはそうと、明日からまた別途、全国大会を見た中で思った以下のような点について書いていきたいと思います。
・全国大会の雰囲気とか
・女子に上段が増えているのにびっくり
・全国レベルの女子にはショートカットしかいない!
・女子の試合中の祈るポーズはかわいいけど・・
・準優勝した水戸葵陵の気合いの入ったおばちゃんたちの応援に脱帽!
・九州学院新チームの中の注目株選手
・筑紫台高等学校の応援方法がユニークでおもろい
・名古屋はかなり発展(都市化)していた・・
・大きくレベルアップしたいなら自分よりはるかに強い人たちと稽古すること
それはそうと選抜が終わったと思ったらすぐに、魁星旗剣道開幕してますね(汗;)
九州学院始めこちらにも参加するチームは多いのでしょうが、連日大変ですねー。
まぁでも強豪校は普段の稽古に比べたら試合はむしろ楽しく感じるのかもしれません。
ではでは!