剣道漫画のお勧め第一弾!「さんぱちのおと」

お勧め剣道漫画

お勧め漫画シリーズ開始!

さて、自分も漫画を描くくらいですので、ずっとこのサイトでは、お勧め剣道漫画のご紹介シリーズをやろう!と考えていたのですが、難しく考えすぎてずっと後回しになっておりました(汗;)

また当初は私の所有する古い剣道漫画から順に紹介する予定だったのですが、このサイトは今の若い世代に向けて剣道に興味を持ってもらったり、すでに剣道をやっている方にはモチベーションをアップしてもらうという点について非常に重要視しておりますので、むしろ連載中の作品やここ数年の間に掲載された新しい漫画の方から紹介することにしました。

とゆーわけで今、モーニングにて絶賛連載中の作品を、すでに読んでいる方には申し訳ないのですが、まだ知らないという方に向けてご紹介したいと思います。

 

お勧め漫画シリーズ第1弾は、現在絶賛連載中!

 
それでは、お勧め剣道漫画 第一弾!

 

それは大澄剛氏による「さんぱちのおと」です。

 

これ、アマゾンで表紙を見たとき、主人公の男の子が幼く見えたので、少年漫画で小学生編からスタートなのかなと思ったのですが、舞台は中学からすぐ高校に移り、主人公が剣道部に入部して全国制覇を目指すという物語です。

なので高校生の方は、自分ごとのように読めるかと。中学生にもお勧めです。

タイトルにある「さんぱち」とは竹刀の長さを示す三八、3尺8寸のこと。剣道をやっているものしかわからないのですが劇中にちゃんと説明はでてきます。

まぁ普通、小学生は三六(さぶろく)、中学生は三七(さんなな)、高校生は三八(さんぱち)、大学生は三九(さんく)を使うので剣道をやっている人はタイトルを見てすぐピンとくると思いますが、未経験者からすると「何のこっちゃ?」と思うでしょうね。

剣道経験者でこのタイトルを見てすぐこの漫画の舞台は高校かー!と思った人は勘がいいですね。

 

【ストーリー】

さんぱち(高校用竹刀)を振る者にしか、見えない景色がある。

小柄でも、剣道にかける思いは人一倍の新高校1年生、近藤こんどう直司なおし。全国制覇の夢に燃える彼の前に立ちはだかったのは、同世代の中では最強の剣士であり、かつての幼馴染みだった水嶋みずしま時生ときおだった——。

燃えたぎる青春を剣道に捧げる、不器用だけどまっすぐな少年たちの物語。

剣道に青春を捧げる高校生男子を描く、大澄剛「さんぱちのおと」1巻が発売 

ヤフーニュース:コミックナタリー 4/21(金) 22:58配信

 

上記の作者とみられるツイッターのコメントの通り、コミックス1巻が先月発売された上、ネットで第1話と第6話が読めますので、どうぞまずは以下のページから第1話を読んでみて、気にったら、コミックス1巻を買ってみてください。

▼モーニング(ウェブ)
「さんぱちのおと」ページ

第一話

今なら第6話も無料で読めますので、コミックス買うまで待てないという人は、Kindleで買いましょう!

管理人もさっそくアマゾンにてKindleで第1巻を買って読んでみたのですが、面白いですよ。

女性キャラも後々の恋バナを期待させるちょっぴりドキドキな感じでちょいちょい登場してくるのがグッドです。

剣道漫画は、このサイトでちょくちょく紹介する私のような昭和世代の愛読書、漫画「六三四の剣」以降、アニメ化されるぐらい大ヒットした作品が出ておらず、かつ私が食いつくような剣道漫画もなかなかなくて自分で描くしかねーか・・と思っていたのですが、この漫画はなかなかイケてます。

 

今後の期待大です!

 

管理人が読んでふと思ったこと

 
ところで本筋と関係ない話ですが、ちょっとヒネたスラムダンクの三井君みたいなキャラが出てきてそのキャラが、剣道にやる気を失っており、「将来金にもならねーのにやってられっか・・」というセリフを見たとき、やっぱり次の東京オリンピックの次あたりにはオリンピックへの競技参加の問題について、今後当サイトでも前向きに行動していかねばいかんなーとちょっと思いました。

漫画の中ではそのセリフはあくまで親父さんへの反発心からのセリフだと思いますが、今の若い世代なんて、私のような昭和世代と違いますから、実際、そう考えている少年は多いでしょう。

剣道のプロ化は難しいですが、オリンピック種目になれば、出場選手は、CMに出るなど広告塔になればかなりのお金が入ってきますし、タレントや解説者への道も開かれますからね。

有能な才能を持つ者の未来を拓くためにも大人はよくよく考えなければなりません。

剣道は身長関係なし!

 
あと思ったのが、この漫画の主人公は今はチビで、すでに山の頂まで登ってしまった幼なじみのライバルは高校生になったらぐんと身長が伸びてしまっている設定ですが・・。

剣道の世界をよく知らない人ならそれじゃーまず勝てないだろ!と思ってしまうと思いますが、現実にここ数年若き剣道界において、全国大会トップレベルで大活躍している梶谷彪雅選手梅ケ谷翔選手は身長170センチもないのに(165センチぐらい)、180センチぐらいある選手にも全然負けてません。

剣道は身長関係なく本人の努力次第で勝てる競技ということを現実に証明してくれています。
 
だから、この漫画も期待いっぱい胸いっぱいで主人公の成長を見続けていこうじゃありませんか!

 

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