映画「忍びの国」は面白い!

忍びの国

大野君主演映画

いや~、映画「関ヶ原」の2週間前に「忍びの国」を新宿の映画館(新宿ピカデリー)で見たのですが、なかなか面白かったですよ。

映画館で見れなかった人はぜひDVDか、ネットで見れる機会があったら見てください。

映画「忍びの国」概要

「のぼうの城」「村上海賊の娘」の和田竜が、戦国時代に伊賀忍者と織田信長軍との間に起こった天正伊賀の乱を題材にした同名小説を、「嵐」の大野智主演、「予告犯」「殿、利息でござる!」の中村義洋監督のメガホンにより映画化。

天下統一に向け、諸国を次々と攻め落としていた織田信長が攻め入ることができなかったただひとつの国、伊賀の国。

人でなしの忍者衆が住む伊賀の国に暮らす忍者の無門は、伊賀一の凄腕を持つ忍者でありながら、怠け者の性分で、普段は女房のお国の尻に敷かれる毎日を送っていた。

そんな中、ついに圧倒的な軍勢を率いた織田軍が伊賀に攻め込んできた。

武力、兵力では太刀打ちできない無門率いる忍びの軍団は人知を超えた秘策で織田軍に抗戦する。

主人公の無門役を時代劇映画初主演となる大野が演じ、妻のお国役の石原さとみのほか、伊勢谷友介、鈴木亮平、知念侑李らが顔を揃える。ナレーションを山崎努が務める。

<スタッフ>

監督 → 中村義洋
原作 → 和田竜
脚本 → 和田竜
企画 → 平野隆
プロデュース → 平野隆

<キャスト>

大野智 → 無門(むもん)
石原さとみ → お国(くに)

伊勢谷友介 → 日置大膳(へきたいぜん)
鈴木亮平 → 下山平兵衛(下山兄)
満島真之介 → 下山次郎兵衛(下山弟)

<あらすじ>

戦国時代、忍びの国として名高い伊賀。超人的な戦闘能力を誇り、虎狼の族と呼ばれる伊賀忍者の中でも特に腕の立つという無門(大野智)は、怠惰な日々を過ごしては妻・お国に稼ぎのなさを叱責されていた。

ある日、織田信長の次男・信雄が父ですら手出しするのを恐れていた伊賀への侵攻を、独断で開始する。

無門に弟を殺されて伊賀への復讐(ふくしゅう)を果たそうとする下山平兵衛、伊賀の重鎮・百地三太夫や下山甲斐をはじめとする忍者たちの思惑や野望も入り乱れる戦いに、いつしか無門ものみ込まれていくが……。

シネマトゥディ

監督は大野君に、全然役作りとかしなくていいから!とか言ってたそうですが、なるほど。

主人公「無門(むもん)」の天然ボケキャラ的キャラクター(でも非情w)は、自然体で大野君がやれるキャラそのものでした。

思わず映画館で何度かクスッと笑ってしまったほどです。

 

しかし昔から感じているのですが日本人はおとなしすぎてつまらんですよ。

もっと欧米の人みたいに少しは反応できないんですかね?

満員なのに笑い声とかあまりせず、でも見終わった後に前の列の三人の女の子たちが「面白かった~、あのシーン笑っちゃった!」とか言ってたけど、上映中はシーン・・だったじゃん!と(汗;)。

 

どうもお行儀良すぎるのか、不感症なのか?と思えるほど、静か過ぎる観客、私は好きじゃないです。

いやうるさくされるのはもっと嫌いですがもっと自然に少しは笑ったり泣いたりしたらどうなんでしょうか?

 

話はそれましたが、大野君は本当にタレントとしてマルチでいろんな才能を持ってます。

ダンスもジャニーズでピカイチですし(それについてはいつか熱く語りたい)、役者の才能だけでなく、絵もうまい!

個人的には怪物君のキャラを見事に体現してしまったのは愉快痛快でした。

 

とにかく彼は身体能力がずば抜けているのですが、その能力がこの映画では十二分フルに生かされている映画だったと思います。

ジャニーズ嫌いな人でも、その辺は忘れて観たらけっこう楽しめるんじゃないでしょうか?

しかし殺陣のシーン、すっごく難しくて長いシーンとかたくさんあったのに、以下の記事読んだら、ドラマ終わってすぐ撮影に入って殺陣の稽古は撮影の合間にやってたとかマジですごいな・・と思いました。

『忍びの国』大野智インタビュー

ジャニーズのこと馬鹿にする人男は多いですけど、あいつら何気に何万人て中から選ばれたエリートなんでタレントとしての才能はみんな本当にすごいんですよ。

SMAPの中居君が、ほんの数分ダンスの振り付けみただけで、収録中すぐ憶えて間違わずにダンスやったりとかタモリさんの「笑っていいとも!」なんかでその能力の高さを証明してましたけど、なにげにみんなほんと「顔」だけじゃありません。

ただ稲垣吾郎君だけは、もう20年以上昔ですけどTRFのサムさんとレッスン後ダンススタジオのみんなで飯食ってる時、「あいつは本当にダンスが下手だ・・・(というより振り付けしてて本当に困るのだが普通のポーズさえできない・・)と話していたのは笑ってしまったのはよく覚えています。

 

石原さとみの美貌

この映画には最近、いろんな作品にひっぱりだこ、雑誌の表紙もでまくりの石原さとみちゃんが出ているのですが、これがまたよかった。

野郎ばかりでさらに戦ばかり、黒っぽい画面に綺麗な華を咲かせてました(笑)

彼女のインタビュー記事を読みたい方はこちら。
『忍びの国』石原さとみ 単独インタビュー

お国という無門がさらって勝手に嫁にした武家の姫君らしいのですが、これが気が強く、無門は彼女のいいなり。伊賀最強の忍者なのに・・(笑)

そのお国が最後に〇〇じゃうんですが、その時の無門の嘆き、怒りはすさまじかった。

私もいっしょになって怒り、泣きましたもん。

 

この映画で凄かった役者二人

あとこの映画で、織田軍の中でも最強の武将、日置大膳(へきたいぜん)をあのしぶいイケメンの伊勢谷友介が演じたのですが、これがまた凄かった!

それに負けず劣らず凄かったのは下山平兵衛を演じた鈴木亮平君ですね。

特に最後の無門との対決(殺し合い)は、凄まじいいいいーーって感じでした。

忍び同士のえぐい戦いと申しましょうか。

 

関連情報

 

公式サイト

↑よくできてます。公式サイト(笑)

 

▼予告編の映像

ちなみに主人公「無門」はあだ名で、その異名がなぜついたのか最初の方ですぐわかるのですが、彼の本名は映画の最後の方で、お国から問われてはっきりします。

彼の本名とは?

いやそもそも名などあったのか?

明かすのか、それとも最後まで明かさないのか?

 

まだこの映画を見ていない人はお楽しみに!

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