剣道映画『武曲 MUKOKU』 が、ハードでなんかすごそう!

MUKYOKU

さて、やっと公開日が近づいてきたので、昨年からちょいちょい宣伝記事を見て気になっていたこの珍しく剣道の世界をハードに描いたこの映画を紹介したいと思います。

タイトルは、『武曲 MUKOKU

剣を介して魂をぶつけ合う男たちというハードな世界を描く剣道小説を実写化!

つーことで、公開日は、2017年6月3日(土)

新宿武蔵野館、ユーロスペース他にて全国ロードショー。

公式サイト:http://mukoku.com

 

舞台は、神奈川・海と緑の街、鎌倉

一言でいえば、“師匠と弟子”、“父と子”の物語。

“師匠と弟子” ⇒ 綾野剛 × 村上虹郎

“父と子” ⇒ 小林薫 × 綾野剛

 

【ストーリー】

矢田部研吾(綾野剛)は、幼い頃から剣道の達人だった父(小林薫)に鍛えられ、剣道五段の腕前を持ち、その世界で一目置かれる存在となったが、“殺人剣の使い手”と言われたものの、現在は植物人間状態となっている父にまつわるある事件から、生きる気力を失い、アルコール漬けの自堕落な日々を送っている。

そんな状況の彼を、研吾のもう一人の師匠である光村師範(柄本明)が立ち直らせようと、ラップのリリック作りに夢中になっている羽田融(村上虹郎)という少年を送り込むのだが、この少年が本人も気づいていないほどの剣の才能の秘めていたー。

なんてストーリーだそうですが、どうやら剣道の達人だった父に鍛えられた息子に父と一悶着か何かあって、剣道界で期待されてた息子は、どん底生活におちこみ、そこへ剣道の天才的才能のある少年が彼にからみ、二人は死力をつくして戦う・・・なんて流れみたいです。

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原作は、1998年の『ブエノスアイレス午前零時』で第119回芥川賞を受賞した藤沢 周による同名の小説。

剣道界で一目置かれながらも、父にまつわるある事件をきっかけに生きる気力を失ってしまった剣道部コーチ・矢田部研吾と、そんな彼を立ち直らせるために研吾の師から送り込まれたラップ好きの高校生・羽田融の二人を主役に、闘うことでしか生きられない男たちの武骨でエモーショナルな人間模様が描かれる。
FASHION PRESS 

 

この「FASHION PRESS」というサイトによると原作の小説は芥川賞を受賞した藤沢 周という方の作品ということで、「あれ? 以前私がこのサイトの管理人ブログのカテゴリーでアマゾンプライム無料映画として紹介した「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」「必死剣 鳥刺し」の原作の人?」と思ったら、その藤沢周平とは名前は似ているけど、全く無関係だそうです(笑)。

そういやなんかつい先日居酒屋でテレビを見たら、綾野剛がフランケンシュタインになって、今の日本を動き回るヘンテコなドラマに出ているのを見ましたが、それとは全然違って、この映画は、超シリアス! 超ハードの模様。

コメディ要素は一切なし。

それにしても綾野剛君は、本当に幅広く何でもこなす役者ですなぁ。

実写版「ルパン三世」では石川五右衛門をやってましたが、あれはルックス的な意味で別の方にやってほしかったですが、演技は悪くなかったので期待して見てみたいと思ってます。

剣道の稽古も、なんと2カ月かけて肉体改造するなど、相当ハードにやったらしいですから。

何はともあれ、まずは予告編の映像を見てみましょう!

 

映画『武曲 MUKOKU』本予告編

 

うーん、ハードだ(汗;)

マジやばい雰囲気がぷんぷんします。。

超本気モードによる10分間に及ぶ死闘って、こりゃ役者も大変な仕事ですな。。

もしそんなシーンでもし何回もリテイクだされたら、精神を病みそうです(^_^ ; )

 

ちなみに綾野剛の恋人役が、元AKBの前田敦子だそうですが、予告編で全然出てこないところを見るとあまり重要な役じゃないのでしょうか?

もうちょい綺麗な色気のある大人の女優を使ってほしかったところですが、まぁ見どころは二人の青年が木刀で死力をつくして戦うシーンなんで、そこは我慢しましょう(笑)

江戸後期の頃は、御前試合などは、木刀をもって戦ったわけですが、防具が普及する前は稽古も木刀でやることが多かったため、事故扱いといえ、稽古によって死ぬこともけっこうあったそうです。

木刀で本気でぶつかりあったら当然そうなりますよね。

それでは、現代では見られないその死との瀬戸際を描いた二人の剣士が激突するシーンに期待しましょう!

 

あと一か月とちょっとの辛抱です!

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