2003年全日本の覇者 近本巧選手による打突の心得

面打ちのコツ

近本巧選手が教える打突のコツ

「剣道総合サイト LET’S KENDO」さんのサイトで、剣道が強くなりたい人におススメの動画がありましたのでピックアップしてみました。

この動画は、タイトル通り、まさに必見です。

超必見‼【近本巧先生による打突の心得】愛知県警剣道特練 番外編

本サイトで今年の春に「九州学院注目の選手!」で紹介した「近本太郎」君の記事が本サイトのランキングでインターハイ前後しばらくトップだったりしたので、その記事でも紹介した彼のお父さんであり、全日本タイトルも獲ったことのある近本巧選手による打突のコツを学べる動画を紹介します。

近本巧選手は面技の達人です。

全日本決勝を制した技は、二つとも出ばな面でした。

この動画では竹刀の振り方について重点的に話されていますが、実際に稽古の中でも体現してしっかり見せてくれています。

コメント欄でも「下手に顧問に習うよりもこの動画の方が為になるかも・・」など絶賛されているので、1本獲るための打突のコツをつかみたい人は、ぜひ最後まで見てみましょう。

管理人も息子さんの太郎選手の試合を今年全国選抜大会で準決勝、決勝と生で見ましたが、その振りの鋭さ、スピードには目をむきました。

父上から直接こんな話を聞き、さらに試合ぶりも直接見ていたらそりゃ強くなるってもんですね。

全日本覇者の二人に共通する考え方

次の動画では、その近本選手と2009年の世界大会で大将とチームキャプテンを務めていた寺本選手から、強くなるための心の持ちようということでその秘訣を聞くことができます。

剣道をしている中学生たちからの率直な質問に真摯に答えていますので、少し長いですがこちらもぜひ見ておきましょう!

 

寺本選手・近本選手パネルディスカッション

長いので少しじれったいと思いますから、前半部を少し抜粋を要約して紹介しておきます(笑)。

Q:つらい時にどのように乗り越えてきましたか?

A:さすが全日本覇者! 強者二人の答えは同じでした。つらい時があるのは誰だって同じ。しかし他者より強くなりたいなら、あえて苦しさを求めるぐらいの気持ちで稽古にのぞむ必要があると。

またそれに寺本選手は、プラスアルファして答えてくれていますのでこの部分はしっかり聞いておきましょう。

Q:警察ではどんな練習をしていますか?

A:愛知県警で普段している稽古内容は学校でもやっている普通の稽古内容とたいして違わない。が、1日1日、1本1本のレベル、精度を上げている(近本選手)

大阪県警では、シーズンで少し違う。あとは近本選手と同様、意識、考え方を毎回きちんと考えてやること。小さい目標は毎日考えて設定している等(寺本選手)

 

Q:お二人は中学生時代、いろいろな大会に出たと思いますが、どんなことを考えていましたか?

ここで、私が今の年齢になってやっとわかった一番大事なことを語っていたことに衝撃を受けました!

A:「優勝したいと思ったことは一度もありません。目の前の選手に絶対勝つ!ただこれだけを考えていました。それが最終的に日本一につながったと思っています」(近本選手)

※この後、息子さん(太郎君)が全中に出場したことについても触れています。

私が以前の管理人ブログで、将来の不安をあれやこれや考えるよりも「1日1日を大事にせいっぱい生きる」これだけでいい、これが一番大事と書きましたが、それと全く相通じるなと思いました。

 

お二人の話の中には、やはり随所に凡人とは違う精神の高さ、考え方の違いが見て取れました。その考え方を自分に取り入れるだけで格段にレベルアップできると思いますよ!

続きはぜひ動画でお二人の生の熱い言葉を聞いてみてください!!

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面打ちのコツ