突き技というのは、1本取るのは難しい上に、相手に怪我させかねない非常に危険な技なので、使用を認められている高校生でも使う人は非常に少ない。
突きを普通に試合で見られるのは全国レベルか、県下でもトーナメント上位に位置するレベルの選手の試合ぐらいだ。
ぶっちゃけ下手な突きをしかけられるとムカッと来るものなので、練習試合などで突きを多用すると、相手は逆上して試合は荒れやすい。
それだけに仕掛ける方は、技への自信に加え、メンタリティも相当強くないとできない技だと思う。
実は実力差があまりない場合、片手突きよりむしろ諸手突きの方が一本綺麗に決めるのは難しかったりする。
なぜなら諸手で突くには間合いをかなり詰めないといけないため、間合が近過ぎて先に相手に面を取られやすいからだ。また突く的の喉の部分は的が小さすぎてはずしやいためリスクが非常に大きい。
その点片手突きだと相手の面が届かない遠間から打て、かつはずしても相手が打ってきた面を首を傾けてかわすことも不可能ではない。
じゃあなんで片手突きか?
単純に諸手よりも、なんか”かっこいい!”からだ(笑)。
片手で相手の一瞬の隙を文字通り、”突く”。
これがなんともうなんともぐっとくるのだ。
決められた方はむかっ腹立つやらなんとなく恥ずかしいやらで、悔しい思いをするだろうが、決めた方はなんとも快感であろう。(管理人の勝手な想像だが:笑)
やっぱり凡才レベルの腕としては、一度は決めてみたい憧れの技なのだ。
>> 憧れの逆胴
はじめましていまだに二段止まりのかなりじじいに近いオヤジです、自●隊時代からの腐れ縁の同僚とたまに稽古しております 自分はこの片手突きをしてみたいですね(≧▽≦)一緒に稽古してる元同僚やお巡りさんとかが付きしてるの見たらやってみたいけど自信がないので実際したことはありません(^◇^)下手にくりだして外れた後が怖いっす(≧▽≦) 他は まあ現実的ではないですが 落ち着いて見える下段の構えや 私の故 父が鹿児島時代にしてた薬丸流のトンボも生兵法でしてみたいような。 それから やはり現代剣道は良くも悪くもスポーツですよね。話しで聞いた父が海軍でしてた投げありくみうちありの剣道とは少々違うようです